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そろそろ太宰治と再会する時だ。酒田で受け取ったメッセージは明らかだった。毎日、ホテルを出る時も戻る時も、作家は生きることに疲れたような悲しげな表情で私を見つめていた。書棚に立てられた日本語版『人間失格』の表紙は、私を放っておいてはくれなかった。新しい一章を書かなければならない。自国で「呪われた作家」とされた太宰と私との関係について、そして旅の途中で偶然出会った彼の同胞たちの心に、その作品が残した痕跡について。 READ MORE
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新潟を発つときには多くの雲が空を覆っていたが、酒田に近づくにつれて散っていく。少しずつ日本海の上に空が開け、青い切れ間から強い光が差し込む。その光が、激しい白い波しぶきに打たれる黒い岩の、入り組んだ海岸線を照らしている。酒田は今年、東北での最初の立ち寄り先だ。東北は、本州という大きな島の北東部にある地域である。太宰治の土地、津軽へ着く前の立ち寄り先だ。 READ MORE
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日本では、水はどこにでもある。山から下り、空から降り、土の中に身をひそめた水は、無数の泉を養っている。松本で出会った水、日本酒、神社、そして人々のやさしさから、日本という国の一つの顔を見つめる。 READ MORE
« When will the West understand, or try to understand, the East? We Asians are sometimes appalled by the strange web of facts and inventions with which we have been enveloped. »
Okakura Tenshin
(The book of tea, 1906)
Quote in Souyri, Pierre-François. Nouvelle histoire du Japon. Paris : Perrin, 2010.
My trips to Japan
Sophie Migneaux
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